こんにちは。マルちゃんです。
今回は、Coleman(コールマン)から登場した注目のテント【レインカーム2ルーム/3025 DR】を深掘りします。
快適なキャンプを実現するには、テント選びが非常に重要なポイントになります。
夏の強い日差しによる暑さや、雨天時のリビング空間の確保は悩みどころです。
夜間の静かさ、特にジッパー音なども気になる方もいらっしゃるでしょう。
このレインカーム2ルームは、そうしたキャンプの課題に応えるべく開発されました。
日光を強力にブロックするダークルーム技術は、夏のキャンプを変えるかもしれません。
クロスフレームが生み出す広々リビングは、家族の時間を豊かにしてくれるはずです。
静音性に優れた設計も、ストレスフリーなキャンプ体験を後押しします。
この記事では、その魅力的な特徴から少し気になる点まで詳しく解説します。
あなたの理想のキャンプスタイルに合うか、じっくり検討してみてください。
アイキャッチ引用:Coleman
こんな人にオススメ!
特徴
- 夏のキャンプも快適なダークルーム
- クロスフレームが生み出す開放感
- 進化した換気システム
- 静かな二重構造ルーフ
- 新開発サイレントジッパー
- 大人4人が眠れる広々寝室
夏のキャンプも快適なダークルーム

夏のキャンプで一番気になるのが、テント内の温度上昇ではないでしょうか。
特に日差しが強い日は、朝からテント内が蒸し風呂状態になることもあります。
このレインカーム2ルームは、コールマン独自のダークルームテクノロジーを採用しています。
この技術は、生地が日光を実に90%以上も遮る効果を持っています。
そのため、外がどれだけ暑くても、テント内の温度上昇を大幅に軽減してくれるのです。
一般的なテントと比較すると、体感で数度は涼しく感じられるはずです。
また、光を遮る効果は、朝の強い日差し対策にもなります。
朝日が昇ってもテント内は暗いままで、眩しさで目が覚めることも少なくなります。
朝までぐっすり眠りたい方や、小さなお子様連れのキャンプにも嬉しい機能です。
日中の休憩時も、テント内で比較的快適に過ごせるのは大きなメリットと言えます。
クロスフレームが生み出す開放感

2ルームテントの魅力は、やはり広いリビングスペースにあります。
レインカーム2ルームでは、クロスフレームという構造を採用しています。
これはテントのメインポールが天井部分で交差する仕組みのことです。
この構造により、サイドの壁が垂直に近い角度で立ち上がりやすくなります。
一般的なドーム型テントに比べて、隅のデッドスペースが少なくなるのが特徴です。
結果として、フロア面積以上に広々とした居住空間が生まれます。
例えば、4人掛けのテーブルとチェアを置いても、まだ十分な通路スペースを確保できます。
クーラーボックスや収納ボックスなどのキャンプギアも余裕をもって配置可能です。
雨の日には、リビングスペースで濡れずに食事を楽しんだり、子供たちが遊んだりできます。
天井も比較的高いため、圧迫感が少なく、開放的な気分で過ごせるでしょう。
進化した換気システム

テント内の空気循環は、快適性と安全性の両面で非常に重要です。
特に就寝時や雨天で締め切っていると、結露や息苦しさの原因になります。
このテントには、アドバンスドサークルベンチレーションシステムが搭載されています。
これはテント下部の吸気口から新鮮な空気を取り込み、暖かい空気を上部の排気口から逃がす仕組みです。
テント内で自然な空気の流れを作り出し、効率的な換気を実現します。
じめじめしがちな梅雨時期や、湿度が高い環境でも効果を発揮するでしょう。
さらに、このシステムは別売りのリバーシブルファンとの連携も考慮されています。
天井付近にファンを取り付ける専用ポートがあり、簡単に設置が可能です。
ファンを使えば、強制的に空気を循環させ、夏の暑い夜でも涼しさを得やすくなります。
結露の発生をより強力に抑える効果も期待できるため、一年を通して役立つ機能です。
静かな二重構造ルーフ

キャンプ中に雨が降ると、フライシートに当たる雨音が意外と気になることがあります。
特に夜、静かな環境では「バタバタ」「ポツポツ」という音が大きく聞こえがちです。
レインカーム2ルームのフライシートのルーフ部分には、工夫が凝らされています。
外側の防水生地の内側に、もう一枚メッシュ生地を重ねた二重構造を採用しているのです。
この内側のメッシュが、フライシートに直接当たる雨粒の衝撃音を吸収し、和らげてくれます。
例えるなら、太鼓の皮に布を一枚かぶせるようなイメージでしょうか。
音が分散されることで、テント内に伝わる雨音がより穏やかになります。
激しい雨の日でも、比較的静かにテント内で過ごしやすくなるのは嬉しい配慮です。
就寝時に雨音で目が覚めてしまう、という経験がある方には特におすすめの機能です。
読書や歓談など、リラックスタイムを妨げられることも少なくなるでしょう。
新開発サイレントジッパー

テントの出入りで意外と気を遣うのが、ジッパーの開閉音です。
特に家族が寝静まった深夜や、鳥の声しか聞こえない早朝などは、金属製の「ジャリジャリ」という音が響き渡ります。
周りのキャンパーに迷惑をかけていないか、気になってしまうこともあります。
このテントには、サイレントジッパーという新しいジッパーが採用されています。
サイレントジッパーは従来のジッパーに比べて、開閉時の摩擦音が格段に小さいのが特徴です。
実際に開け閉めしてみると、「スーッ」という滑らかな音で、ほとんど気になりません。
これなら、夜中にトイレなどでテントを出入りする際も、音を立てずに静かに行動できます。
早朝に一人だけ起きて撤収作業を始める、といった場面でも周囲に配慮できます。
ささいな点に感じるかもしれませんが、ストレスなく過ごすための重要な進化と言えるでしょう。
大人4人が眠れる広々寝室

テントを選ぶ際、寝室の広さは家族構成や荷物の量を考えて慎重に決めたいポイントです。
レインカーム2ルームのインナーテント(寝室)は、十分なスペースが確保されています。
具体的なサイズは、幅が約300cm、奥行きが約250cmとなっています。
この広さがあれば、一般的なキャンプ用シングルマット(幅約68cm程度)を4枚並べて敷くことができます。
まさに、大人2人、子供2人といった4人家族がゆったりと就寝できるサイズ感です。
マットを4枚敷いても、入り口付近や壁際に多少のスペースが残ります。
着替えやタオル、ちょっとした手荷物などを置く場所としても活用できるでしょう。
大人3人で使用する場合は、さらに余裕が生まれ、荷物を広げても窮屈さを感じません。
寝るだけでなく、着替えたり、少し荷物を整理したりする動作もスムーズに行える広さです。
ファミリーキャンプのベースとして、十分な快適性を提供してくれる寝室空間と言えます。
デメリット
- 価格は高め、予算オーバーと感じる可能性
- 約20kgの重量、持ち運びには工夫が必要
- サイトでの見た目は好みが分かれる?
- 付属ペグ・ハンマーは心もとない?
価格は高め、予算オーバーと感じる可能性
レインカーム2ルームは多機能な反面、価格設定はやや高めです。
定価ベースで見ると、約14万円という価格帯になります。
一般的な2ルームテントの中では、上位クラスに位置すると言えるでしょう。
ダークルーム技術やサイレントジッパーなど、魅力的な機能は満載です。
しかし、単純な価格だけで見ると、少し躊躇してしまうかもしれません。
キャンプギア全体の予算を考慮した上で、検討する必要がありそうです。
多機能性を取るか、コストパフォーマンスを重視するか、悩むポイントになります。
約20kgの重量、持ち運びには工夫が必要
テント選びでは、収納時の重さも重要なチェック項目です。
このテントの総重量は、約20kgとされています。
しっかりしたフレームや二重構造の生地などが、この重さの要因と考えられます。
一般的なドームテントなどと比較すると、やはり重たい部類に入ります。
車への積み下ろしや、駐車場から設営場所までの運搬は少し大変かもしれません。
特に女性だけで設営する場合や、荷物が多い時には負担に感じるでしょう。
カートを利用するなど、運搬方法を工夫する必要が出てくる可能性があります。
購入前に、ご自身のキャンプスタイルや体力面も考慮しておくと安心です。
サイトでの見た目は好みが分かれる?

テントの色は、キャンプサイトの雰囲気を左右する大切な要素です。
レインカーム2ルームのカラーは、少し珍しい水色系の色を採用しています。
アースカラーが主流のテントの中では、かなり個性的に映るかもしれません。
爽やかで明るい印象を与える一方で、自然に溶け込む色とは言いにくいです。
他のキャンプギアとの色合わせに、少し悩む場面もあるかもしれません。
色の好みは人それぞれなので、一概にデメリットとは言えません。
しかし、落ち着いた色合いを好む方にとっては、選択肢から外れる可能性もあります。
キャンプサイトで目立ちたいか、周囲に馴染ませたいかで評価が変わるでしょう。
付属ペグ・ハンマーは心もとない?
多くのテントに共通することですが、付属のペグやハンマーは簡易的なものです。
レインカーム2ルームに付属するものも、最低限の仕様と考えた方が良いでしょう。
特に大型の2ルームテントをしっかりと固定するには、ある程度の強度が必要です。
付属のプラスチックペグでは、硬い地面や石が多いサイトでは曲がってしまうこともあります。
安全のためにも、別に丈夫な鍛造ペグなどを用意しておくことをおすすめします。
また、付属の軽いハンマーではペグダウンに時間がかかったり、力が入りにくかったりします。
しっかり打ち込める、ある程度の重さがあるペグハンマーがあると設営が格段に楽になります。
初期投資として準備しておけば、今後のキャンプでも長く活躍してくれるはずです。
基本スペック
インナーサイズ | 約300×250×170(h)cm |
本体サイズ | 約590×320×205(h)cm |
収納時サイズ | 約Φ32×73cm |
重量 | 約20kg |
耐水圧 | フライ:約2,000mm フロア:約2,000mm |
定員 | 4~5人用 |
材質 | フライ:75D ポリエステルタフタ インナー:68Dポリエステルタフタ フロア:210Dポリエステルオックスフォード ポール:(リビング)アルミ合金約ø16mm (寝室)アルミ合金約ø14.5mm (リッジ)アルミ合金 約ø13mm (キャノピー)スチール約ø19mm×180cm |
付属品 | キャノピーポール×2 ハンマー、ペグ、ロープ、収納ケース |

公式動画
設営方法
撤収方法
関連商品
リバーシブルファンベンチレーション
すばやく冷却し快適な空間を作る電動ファンです。
テントに装着してテント内を涼しく、風の流れで夏のムシムシ感を解消して快適に睡眠がとます。
直接風を当てる扇風機としても利用可能です。
ファンベンチレーション用メッシュハンガー
対応テントにリバーシブルファンベンチレーションを装着するために使用します。
テントシートセット/3025
テントの必須アイテム、インナーシートとグランドシートのセットです。
クッション性のあるインナーシートと、テントフロアを汚れや傷から守るグランドシート。
サイズはインナーシートが約290×245cm、グランドシートが約280×230cmです。
まとめ
Coleman(コールマン)の高性能テント【レインカーム2ルーム/3025 DR】の特徴と注意点を解説しました。
日光を90%以上カットするダークルームは、夏のキャンプを格段に快適にします。
クロスフレームによる広い前室や静音設計など、魅力的な機能が満載でした。
大人4人がゆったり眠れる寝室スペースも、ファミリーには見逃せない点です。
確かに、約14万円という価格設定や約20kgの重量はネックになるかもしれません。
水色系のカラーリングについても、サイトの雰囲気を考えて選びたいところです。
しかし、これらの点を補って余りある快適性能を備えているとも言えます。
最高のキャンプ体験を追求するなら、このテントは有力な候補となるでしょう。
充実した機能が、きっと価格以上の満足感をもたらしてくれるはずです。
後悔しないテント選びのために、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、今日も良いキャンプライフを♪