こんにちは。マルちゃんです。
今回は私の愛用しているシングルバーナー、【SOTO(ソト)】の【レギュレーターストーブ ST-310】を紹介します。
メリット・デメリットを含めて使用感レビューを紹介します。
SOTO(ソト)とは?
1970年代に工業用バーナーの製造会社【新富士バーナー】が設立され、1990年代にそのノウハウを活かして立ち上げられたアウトドアブランドが【SOTO(ソト)】です。
カセットボンベ(ガス)を燃料にした燃焼器具を中心に展開する数々の商品は、キャンプ、登山をはじめアウトドアをする人にとっては、実用性が高くとても信頼のあるブランドです。
仕様
使用サイズ | 幅166×奥行142×高さ110mm |
収納サイズ | 幅140×奥行70×高さ110mm |
重量 | 330g |
発熱量※1 | 2.9kW(2,500kcal/h) |
※1 気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
特徴
低温の外気により、火力低下を起こしやすいCB缶の弱点をマイクロレギュレーターが解消し、外気温25℃~5℃の環境下でも常に一定の火力を発揮します。
また、連続使用によるドロップダウンの影響を受けにくいマイクロレギュレーターの特性に加え、大きなゴトクを装備することで数人分の料理もこなすことができます。
メリット
コンパクトに収納
五徳を折りたたむことで非常にコンパクトになるのが特徴です。
手のひらに収まるほどコンパクトになるので、荷物を最小限に抑えたいバーナーとして最適です。
CB缶が購入しやすい
バーナーにはOD缶(アウトドア缶)とCB缶(カセットボンベ缶)を使うものがあります。
OD缶は購入できる場所が限られており、入手しづらいです
CB缶はカセットコンロ用なので、スーパーやコンビニなど、どこでも購入できます。
低温時でも火力が安定
非常にコンパクトなのに、2.9kWと一般家庭用の標準コンロの火力と同じぐらいで高出力です。
また、低温時にも高火力を発揮するよう設定された【マイクロレギュレーター】によって、寒さに弱いというCB缶の弱点をカバーしています。
【マイクロレギュレーター】が炎を安定させて、低温時でも高い火力を生み出します。
五徳が大きい
他の小型バーナーに比べ五徳が大きいです。
ちょっと大きなクッカーでもグラグラせず安定して置けます。
デメリット
とろ火(弱火)が苦手
シングルバーナーの弱点といえるのが火力調整の難しさです。
バーナーヘッドが風の影響を受けやすく弱火に調整しようとしても炎が安定せず立ち消えしてしまいます。
【ユニフレーム】の【バーナーパッドM】を使えばシングルバーナーの強い炎をパットの特殊耐熱鋼メッシュによって、赤外線の熱に変えて自動的にとろ火の状態にしてくれます。
点火スイッチが押しづらい
位置がガスボンベのつまみの下にあり、点火しづらいです。
また、とろ火など弱火での使用時に消えてしまった場合、再度点火する際は熱せられた脚に触れないように注意しなければなりません。
ワンプッシュで点火できるスイッチ補助器具です。
レバーを下に押すだけで簡単に着火できますので、あるとないのとでは扱いやすさが断然違います。
脚部が熱くなってヤケドしやすい
五徳が脚部と一体になっており、使用すると熱せられ間違って触るとヤケドしやすくなる点です。
位置をずらしたい時や移動したいときも脚部が熱くなるためそのままでは熱く持つことができなくなります。
また、それだけ熱くなりますので木製テーブル等で使用すると、跡が残ったりします。
足に耐熱チューブを付ければ五徳が熱くてもヤケドをする可能性が減ります。
また長時間使用でもテーブルに跡が残るのを防いだり、バーナーの滑り止めにもなります。
点火アシストレバーと一緒に解決するには【アシストセット】の購入をオススメします。
風が吹くと火力が弱まる
風を防ぐための風防が無いので、風に弱いという深刻な欠点があります。
オプションで風防も販売されていますが、他のオプションと併用できないこともあります。
単純にウインドスクリーン(風防)を使って、火元の部分を囲ってしまうと風の影響を受けずに火力が弱まりません。
【ダイソー】のクッキー型板でも簡易的な風防を作ることができます。
【Cute Cookie Cutters(キュート クッキー カッターズ)】の【かわいい抜型 5個組】というものがジャストサイズです。
私はしばらくの間、ダイソーのクッキー型枠を使用していましたが、社外品でおしゃれなタイプの風防が売っていましたので買い換えました。
ちなみに、私が使用している風防はコチラの【N-project】の【チタン風防】です。
バーナーの青い炎が、この炎マークからチラッと見えてカッコいいです。
五徳より小さいものが乗せづらい
火口部分は五徳が無いので缶詰やシェラカップ等を安定して乗せることができません。
乗せられないことは無いですが、傾いたりして危険です。
ダイソーで売っている15cm2枚組の焼き網を使えば、小さい物でも乗せることができます。
オプションパーツ
溶岩石プレート ST−3102
レギュレーターストーブ専用の溶岩石プレートと遮熱板のセットです。
遠赤外線効果で表面はこんがりと、中はふっくらジューシーに焼けます。
マルチケース ST−3103
レギュレーターストーブ、専用ウインドスクリーン、その他小物もまとめて収納できるケースです。
ミニマルワークトップ ST-3107
レギュレーターストーブ専用のミニキッチンテーブルです。
軽量で薄く収納できるので、ソロキャンパーやキャンプ初心者の方にも、キャンプにおける必要最低限のギアとしておすすめしたいアイテムです。
まとめ
【SOTO(ソト)】の【レギュレーターストーブ ST-310】を紹介しました。
デメリットもありますが、【アシストセット】を購入すれば解決できるので、一緒に購入するのがオススメです。
また、自分なりに色々カスタムできるところが楽しいシングルバーナーです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、今日も良いキャンプライフを♪